ベトナムは昔から各国の支配を受けてきた歴史があります。
古くは中国、そして近代になってからはフランスの支配下に置かれます。
中国やフランスによる支配の間には独立した国家として存在した王朝もありますが、ベトナム単独では強い中央集権国家を確立したとことはなかったのが特徴です。
なのでベトナムの歴史を知る上では近代以降を学んだ方が、よりベトナムという国の理解をすることができるでしょう。
近代になってフランスがベトナムを植民地化したのは1887年。
第二次世界大戦によってフランスがドイツに降伏すると日本が大東亜共栄圏を掲げてベトナムに進出。
その功があったのかは議論の余地がありますが、1945年にベトナムに阮朝の王政復古を経てベトナム民主共和国が誕生。悲願の独立を果たすわけですが、第二次世界大戦が終結すると今後は冷戦の余波をうけることになります。
共産主義陣営であるベトナム北部と資本主義陣営であるベトナム南部が激しく対立し戦争をすることになるのです。ようやくベトナムが完全な統一を果たすのは実に1976年にベトナム社会主義共和国が成立してからになります。
ベトナムでは都市ごとに特徴があり。楽しみ方は異なります。都市ごとの特徴を覚えて、ベトナム旅行を満喫しよう!
■ホーチミン
フランス統治時代の面影をもちつつ近代的な側面も併せ持ったベトナム一の人気を誇る観光都市。多くのレストランや雑貨店が揃っているだけでなく、非常に安くマッサージやスパを利用できることから女性にも人気の都市です。
■ハノイ
政治と文化の中心地であるハノイ。ホーチミンと同様にとても賑わっています。ハノイから日帰りでも行くことが出来るハロン湾はベトナムで人気ナンバーワンの世界遺産として知られています。
■フエ
ベトナム中部にある古都。ベトナム最後の王朝の都があった場所として知られています。美しい街並みを散策することでベトナムの歴史を感じ取ることが出来ます。
■ニャチャン
ベトナム南部にあるニャチャンはベトナムで一番の人気を誇るリゾート都市として知られています。
■ホイアン
ベトナム中部に位置するホイアンはベトナムでは2番目に世界遺産に登録された貴重な都市。昔のベトナムの雰囲気を感じ取ることが出来ます。
■ダラット
ベトナム中南部に位置するダラットではフランス植民地時代の影響を受けた数多くの建物があることで有名。その美しい街並みはとても人気があります。
<都市間の移動>
北部には首都ハノイ、南部には有名な商業都市、ホーチミンがあるベトナムは、南北に約1,700kmもの長さに渡って伸びています。なので効率良く移動するためには飛行機を利用するのが一番便利といえるでしょう。日程に余裕があれば鉄道などで移動するのもいいでしょう。
■飛行機の場合
ハノイやホーチミンを中心にベトナム各主要都市に飛行機が運航しています。航空会社はベトナム航空。ハノイ~ホーチミン間の所要時間は約2時間。毎日運航されているので便利です。
■鉄道の場合
北部にある首都ハノイから南部のホーチミンを結ぶ鉄道は南北統一鉄道と呼ばれています。ベトナム中部の古都フエも経由します。ハノイからホーチミンに到着するまでに最速でも33時間かかるので、ゆったりとした日程をがある方は利用するのも良いでしょう。
<都市内部での移動>
■バス
運賃は乗ってから車掌に支払いをします。
■タクシー
タクシーのほとんどがメーター制となっています。トラブルを回避するためにもしっかりと乗車前にメーターが下がっているかをチェックする必要があります。
■バイクタクシー
交渉で値段を決めるバイクタクシー。事故やひったくりなどに注意して利用する必要があります。
■シクロ
ベトナム名物の交通手段、自転車の前に座席を付けたユニークな乗り物です。バイクタクシーより値段は高めになっています。
■セラム
こちらもベトナム名物。バイクの後ろに荷台と座席をつけた三輪車。荷物が多い時などには便利な交通手段と言えます。値段は交渉制なのでトラブルのないように注意が必要です。
ベトナムは比較的に治安は良いとされているものの、海外旅行者の増加により、スリや置き引きが多発するようになりました。日本にいる感覚で持ち物を管理していたら、思わぬ被害に合うことも考えられます。十分用心することが大切です。
スリや置き引き対策として、高額の現金は持ち歩かないことと、決して荷物から目を離さないようにすることが大切です。
犯罪やトラブルに巻き込まれたら、現地の警察や日本の大使館、総領事館に連絡をするようにして下さい。
■警察:113
■日本大使館:(04)846-3000
■日本総領事館:(08)822-5314
なおどれだけ注意していても犯罪やトラブルに巻き込まれる場合はあります。万が一の場合に備えて、海外旅行保険に入っておくと良いでしょう。
ベトナム旅行は最近日本でも人気が高くなっています。美しい自然や世界遺産を持つベトナムは今お勧めの旅行先として挙げることが出来るでしょう。
ここではベトナムに関する基本情報をまとめましたので、しっかりとご覧頂き、ベトナムという国についての理解を深めましょう!
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正式国名
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ベトナム社会主義共和国 |
|---|---|
| 首都 | ハノイ |
| 面積 | 約33万km2 |
| 人口 | 約8,600万人 |
| 言語 | ベトナム語 |
| 時差 | -2時間 |
■民族構成
キン族(ベト族)が約90%。その他に50以上の少数民族が存在。
■気候と服装
ベトナム北部は亜熱帯気候で、日本と同様に四季があり、南部は熱帯(モンスーン気候)に属し、一年を通して夏のような気候です。なので北部では四季の季節に応じた服装をする必要がありますが、南部は年中日本の夏と同じ格好でOKです。
■通貨
ベトナム・ドン
1,000ドン=3.90円(2011年6月現在)。
アメリカドルも普通に流通しています。
■入出国とビザ
15日以内の観光目的ならビザは不要です。
但し、パスポートは3カ月以上の残存期間が必要。
■衛生
食べ物や水など衛生状態は良いとは言えません。
生水は危険なので必ずミネラルウォーターを購入して飲むようにして下さい。
■電圧
電圧はほとんどが220Vで、たまに110Vがあります。日本の電圧は100Vなので、日本製品をベトナムに持ち込む場合には、変圧器を用意しましょう。またコンセントの形も日本と異なるので注意が必要。A型(2穴),C型(2穴),SE型(3穴)のコンセントが混じり合ってます。日本のプラグが差し込めないタイプもあるので予めプラグも用意しておくといいでしょう。
■チップ
チップの習慣はないので基本的にはいりません。しかし近年になって高級レストランなどでチップの制度が普及しつつあります。料金にサービス料が含まれていない場合は、10~15パーセントぐらいのチップを置くのが望ましいでしょう。
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